私の王子様-先生【完】
先生は何も言わないまま私を駐車場に連れて行き、車に乗せ走り出した。
誰かに見られてたらどうするんだろ?
それくらい先生の行動は大胆だった。
「先生どこ行くんですか?」
方向的には私の家の方向。
でも私の家に行くのではなさそうだ。
「先生…?」
どうやら先生は答える気はなそう…
私はおとなしく先生の車に乗っておくことにした。
私の家の前を車は通り過ぎる。
やっぱり違うところに連れてかれるんだ…
なんだか私は急に怖くなりその恐怖と必死に戦った。
そして先生の車止まった。
そう先生の住んでいるマンションの駐車場に…
えぇ~?!
まさかの先生の家ですか…