私の王子様-先生【完】
「ごちそうさま」
私はご飯を食べると自分の部屋に戻った。
どこにも行く気になれなかったし
先生と会うかもしれないという不安もあったから。
「学校どうしよ?」
先生とはいやでもほぼ毎朝会うし授業だってある。
先生を避け続けるのにも限界が来るだろう。
「はぁ~」
どうすることもできない。
それが私の出した答え。
きっと私が学校をやめない限り先生と会わないことはないし
先生はきっと私を呼び出す。そう思ったから…
「もう無理…」
私は考えることに疲れ再び眠りについた。