私の王子様-先生【完】



「はぁ~」



久しぶりにお父さんと会えたって言うのに


私のため息は止まらない。



「悩み事か?」



お風呂からあがってきたお父さんがビール片手に聞いてくる。



「そういうわけじゃないよ…」

「じゃあどういうわけだ?」

「ちょっと疲れただけ」



私はそう言ってお風呂場に向かう。



「そうか…」



お父さんもそれ以上は聞かなかったし私もそれ以上しゃべりたくなかった。



そして私はお風呂に入って歯を磨きすぐ眠りについた。






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