私の王子様-先生【完】
「じゃぁね~」
「また明日~」
彩と別れた私は真っ先に先生の部屋に向かった。
「失礼します…って、はい?」
目の前にはなぜかあの先輩。
この状況に私は全くついていけない。
「お、神崎…ちょうどよかった」
「先生この状況は?」
「どういう状況だと思う?」
質問に質問で返すな!!
って言いたいところだけど今はそういう問題じゃない。
「神崎さん。約束破ったわね…」
先輩は私を思いっきり睨みつける。
そんな顔で言われても…
はっきり言って困るんですけど…