私の王子様-先生【完】
「まぁ明日は楽しみにしてるよ」
「はい!」
私の誕生日はなんだったんだろう?と思いながらも
先生の誕生日の方が私にとっては大事。
明日はいい日になることを願った。
「私そろそろ帰ります」
「俺はまだ仕事あるから。明日は10時に迎えに行く」
「わかりました」
そう言って私は先生の部屋から出た。
「やっぱり、プレゼントがないのはあれだよね?」
私は家に帰りあるだけのお金を財布に詰め、近くのデパートに向かった。
「先生に何あげよ?」
来たのはいいけど全く決まらない。