私の王子様-先生【完】



「あ、お金…」



入場券を買うためにお金を出そうとしたら先生に阻止された。



「大人二枚」



そう言って二人分のお金を出してしまう。



「あの、おっお金」



そう言うと先生はにっこり笑って



「彼氏が払うんだよこういうのは」

「でも…」



先生の誕生日。


私ばっかりとくしてる気がする。



「お前な…俺の誕生日とかいいから」

「そう…」



本当にいいのだろうかと不安になるけど先生の言葉を信じよう。


私はそう思った。







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