私の王子様-先生【完】



会計を済ませ先生が戻ってきた。



「なに膨れてるんだよ?」

「別に…」

「神崎?」



何よ私には下の名前で呼べとか言ったくせに自分は名字じゃない!


怒っているつもりはなかったけどどこかイライラするところはあったのかもしれない。


私は先生に背中を向け出口に向かった。



「おいどうしたんだよ?」



先生も後を追ってくる。



「別にどうもしません!」



どうもしないなら普通にしてればいいのに私って本当に


感情コントロールが利かないと思う。



あぁ~


きっと先生はめんどくさい女とか思ってるんだろうな…









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