私の王子様-先生【完】
「なんで泣いてんだよ?」
先生は困った顔をして聞く。
「愛されてるなと思って」
「あたりまえ…」
先生はそう言うと私の頭をポンポンと叩き私の目を見てこういった。
『愛してる』
まさか先生がこんなこと言ってくれるとは思わなかった私は
少し照れながらも
「私も…」
そう返した。
「ちゃんと言葉に出せよ?」
ここにきて先生のどSぶりが発揮。
そんな恥ずかしいことを言わなきゃいけないなんて…
絶対に無理!!