私の王子様-先生【完】



それから私たちはお店で定食を食べ再び車に乗って走り出した。


次は一体どこに行くんだろう?



「俺んちでいい?」

「え?」



またしても意外な言葉。


おうちって…まさかね?



「お前へんなこと考えてんじゃないよな?」

「か、考えてないもん!」

「ふ~ん。まぁ家の方がゆっくりできるしいいだろ?」

「う、うん」



そういうわけで車は先生の家へと向かって行った。



「お邪魔します」

「誰もいないんだけど?」



それはわかってるけど、一応礼儀ですから!




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