私の王子様-先生【完】



「明…?」

「ごめん…大丈夫だから!!」

「何が大丈夫なんだよ?」

「大丈夫ったら大丈夫…」

「こんなに泣かれてほっとけるかよ…」

「大丈夫って言ってるでしょ?それに卓磨には関係ない…」



そう卓磨には関係ないんだよ…


これは私自信の問題。


卓磨がどうにかできるような問題じゃない。



「関係なくない…」

「へ…?」

「関係なくないって言ってんだよ…」



その言葉と同時に卓磨の唇が重なった。



「ちょっと、やめてよ!!」



すぐに体を突き放す私。


何が起きたのいったい?


意味がわからない…





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