私の王子様-先生【完】
でもあのキスは…
「本当にもうなんなの…」
いくら卓磨が私のこと好きだからと言って
キスすることないじゃん…
幸せがいっぱいの日の次は不幸だらけの日…
人生そういうもんだよね…。
と自分なりに納得する。
「カバンどうしよ…」
そうあの置いてきたカバン。
取りに行かないといけない…
そのためにはやっぱり先生に会わなきゃいけない…
「無理…」
あんなの見て会えるわけないよ~(泣)
私はどうしたらいいかわからず
机の上に顔を伏せた。