私の王子様-先生【完】
「俺待ってるから…」
「ありがと…」
たぶん私が卓磨を好きになることはないから
お礼だけ言っておいた。
そして私は卓磨と別れ家の中にる。
「ただいま…」
「お帰りなさい!!」
「お母さん…いたんだ」
普段仕事とかであんまり家にいないお母さんが
今日は珍しく家にいた。
「元気ないけど大丈夫?」
「疲れただけ…寝るね」
「そう…」
せっかくお母さんが帰ってきたのに私の気分はブルーすぎて
冷たい態度しか取れなかった…。