私の王子様-先生【完】
「いつもの明だったら先生とか生徒とか関係ない…」
「そうかもしれない…」
「でし「でもっ…」
私は彩の言葉を遮った。
「でもね…今は無理…」
「なんで…?」
なんで…?
ただ今の私には無理なんだよ…
「今はまだ気持ちに余裕がないの…」
「明…」
「でも…大丈夫…私頑張るから」
私は今できる最高の笑顔を見せた。
「そっか…そうだよね!ごめんね…」
「大丈夫!!なんか彩のおかげで元気出だよ」
本当にありがとう。
私この気持ちと向き合ってみる…
また頑張ってみる…