私の王子様-先生【完】



俺があいつを知ったのはもちろん入学式の日。


はっきり言って一目惚れ。


まさかこの年になって生徒に惚れるなんて思ってなかった。


でもあまりに美くて全てが欲しいと思ったんだ。


そんなある日に、たまたあいつは教室にいてそれで話しかけた。


やっと仲良くなれたと思った時に…


あれだもんな…



「先生…」

「何?」

「実は前から好きでした…」

「そう…」



ある生徒からの告白。


もちろんOKする気なんてない。





< 62 / 238 >

この作品をシェア

pagetop