私の王子様-先生【完】
ガタッ
しかも突然その生徒は俺に近づきいてきた。
は?何?
と思っていたら
あっという間に唇は重なった。
「やめろ!!何やってるんだ」
そう言って体を離しドアの外を見るとあいつの姿…
最悪だ…
すぐに追いかけたかったけど今の状況…
「帰れ…」
「でも…」
「帰れ…」
俺は精一杯の顔で睨みつけた。
さすがにその生徒も観念したのか走りながら部屋を出て行った。
俺って本当に運のない男だ…