私の王子様-先生【完】
あれから私はまた先生の部屋に通い始めた。
時々私より先に先生を狙ってる女子がいるけど
先生はその女子たちを追いかえしてまでわざわざ勉強を教えてくれた。
必ずその女子たちは私のこと睨んでいくけれど…
「先生暑くありませんか?」
「そうだな…」
そうだなって…
なんか先生は平気そう。
「なんでそんなに涼しそうなんですか?!」
「俺暑さに強いから」
そういうこと…
「脱げばいいじゃん」
「はい?」
「暑いなら脱げば?別に神崎の裸ならおれいいけど…」
「変態!!」
先生ったら何言ってるんだか…
変な期待させないでください。
いやこの言葉に期待を持つ私もどうかしてるかもしれない。