私の王子様-先生【完】



「元からなんで気にしないでください」



もうこうなったら嫌味で返すしかない。


なんて返せばいいかわかんないもん…



「そうだったんですか。それは失礼いたしました」



先生も嫌味で返す。


本当にそういう子供みたいなところ先生らしい…



「ほら勉強始めるぞ」

「はい」



そうして私たちは勉強に取り掛かる…


でも、先生に告白することで頭が一杯で


勉強に集中なんてできなかった。







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