私の王子様-先生【完】



その瞬間私はカバンを持って部屋から逃げた。


返事を聞くのが怖くて…


だから先生から逃げた…




『何やってんの?』



ゲッ…この声は…



「何もしてませんけど卓磨さん?」



正門を出ようとしたところで卓磨に捕まった…


なんで卓磨は先生となにかあると絶対会うのかな?


なんだか怖くなる…



「明…なんか怖い…(泣)」

「元からですけど?」



そう言って私はスタスタ歩き始めた。





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