私の王子様-先生【完】



「お前なんか勘違いしてない?」

「勘違い?」

「お前おれが振ると思ってんの?」

「そうですけど何か?」



なんなの?


そんな私をからかって楽しい?


先生がOKするわけないじゃん…



『わかってないな…』



はい…?



一瞬のことだった。



私の唇に何か生暖かい感触…











これってもしかして…


いやもしかしなくても…











“先生の唇?!”






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