ねぇ先生?




先生は今度は優しく
手を引いてあたしを
抱き締めてくれた。



涙が止まらない。





「俺も同じだよ…」





あたしは驚いた。



「…えっ?本当に?」



「嘘だったら
キスなんてしねぇよ」




そう言いながら
先生はメガネをとる。




そして、また
先生はあたしにキスをした…




この前より長くて


この前よりも熱くて





あたしはその場に
立っているのが
限界だった。



< 19 / 50 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop