ねぇ先生?
「あいみ、もっと
俺に甘えろよ…」
急に先生がそんなことを言う。
あたしはギュッと
先生にしがみついた。
「でも、先生に
迷惑かなって…」
「何言ってんの?
好きな女に甘えられるのが
嫌な男なんていないよ」
「でも…」
「お前が時々かなり
つらそうな顔をしてるって
お前の担任が
職員室で話してるのを
俺は何度も聞いた。
その度に俺は
あいみのために何も
できないんだと思った。」
「そんなことないよ。
あたしは先生が大好き」