*Tiara*〜天使の君〜
ティアラの乗っている馬はどんどん駆けて行く
「お願いよ!大丈夫だから。止まってーっ」
そんな言葉も馬には届かず、馬はなかなか止まってはくれない
ついに馬は足を踏み外し、谷の方へよろめいた
「ティアラっっ!!」
「王女さまっ!」
ティアラは馬とともに谷へ落ちていく
「王女さまっ手をのばしてっ!」
ニックはとっさにティアラをつかまえようとしたが届かなかった
(きゃぁーっ!)
真っ逆さまにナイン川へ向かって落ちていく
どんどん水音が近くなって、
次の瞬間、ティアラの体はナイン川の流れに飲まれてしまった
「ティアラーっっっ」
そんなリオンの叫びも谷にこだまするだけ
ティアラはあっという間に流れの中に消えてしまった
「お願いよ!大丈夫だから。止まってーっ」
そんな言葉も馬には届かず、馬はなかなか止まってはくれない
ついに馬は足を踏み外し、谷の方へよろめいた
「ティアラっっ!!」
「王女さまっ!」
ティアラは馬とともに谷へ落ちていく
「王女さまっ手をのばしてっ!」
ニックはとっさにティアラをつかまえようとしたが届かなかった
(きゃぁーっ!)
真っ逆さまにナイン川へ向かって落ちていく
どんどん水音が近くなって、
次の瞬間、ティアラの体はナイン川の流れに飲まれてしまった
「ティアラーっっっ」
そんなリオンの叫びも谷にこだまするだけ
ティアラはあっという間に流れの中に消えてしまった