*Tiara*〜天使の君〜
ミオが隣の部屋の洗面台まで移動し、準備をしている


ティアラは、そちらの方へ数歩足を動かした


(うっ……頭が…。)


いきなり頭が割れるような痛みに襲われる



「ティアラ様?さぁ、早くこちらへ…」



なかなか来ないティアラを不思議に思ったミオが見に来た



「ティアラ様っ!!」


ティアラはあまりの痛みにその場にうずくまってしまった


「ティアラ様っ!どうなされたのですかっ。」


ミオが心配そうにみつめる


「ちょっと……あたまが、頭がいたくて……っ」

「とりあえずベッドへ移動しましょう。」

ミオがティアラの肩を支えるようにして立とうとする
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