*Tiara*〜天使の君〜

「ルウイ国の奇襲です!国王陛下、いそぎご指示を!!」




「まさか!兵を…急ぎ兵を整えよ!」



(ティアラはなぜこのことが分かったのだ?しかし今は戦わねば)



「ミオ!ティアラを奥の部屋へ連れて行け。わたしは戦に行かねばならぬ。馬をひけーっ!出陣だ。」




そう言うとシリウスは颯爽と部屋を出て行った





「ティアラ様。さぁこちらへ、ルウイの軍が宮殿まで入ってくることはないでしょうが、少しでも安全なところへいらっしゃらなければ。立てますか?」


ミオがティアラの手をひき、案内する




「えぇ、もう大丈夫よミオ。」



2人は宮殿の奥へと急いだ
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