*Tiara*〜天使の君〜
〜第3章〜
*天使の君
〜*〜*〜*〜*〜*〜*
「ティアラ様、今日は美しいお天気ですわね。お庭に出られてはいかがですか。」
部屋で髪をミオに結われているティアラに女官長アイルが言う
「本当ね。お庭にでて、お花を摘んでくるわ。昼食の席にかざるの。」
「それは素敵ですわね。」
アイルが微笑んだ。
(ティアラ様がこの国に来られてから、城の雰囲気が一気に変わったわ。なによりシリウス様もお幸せそう。)
あの戦からもうひと月ほど経っている
それからのシリウスとティアラは他の誰から見ても仲むつまじく、シリウスが婚儀を考えているのでは?と言う噂までたっていた
「ティアラ様、今日は美しいお天気ですわね。お庭に出られてはいかがですか。」
部屋で髪をミオに結われているティアラに女官長アイルが言う
「本当ね。お庭にでて、お花を摘んでくるわ。昼食の席にかざるの。」
「それは素敵ですわね。」
アイルが微笑んだ。
(ティアラ様がこの国に来られてから、城の雰囲気が一気に変わったわ。なによりシリウス様もお幸せそう。)
あの戦からもうひと月ほど経っている
それからのシリウスとティアラは他の誰から見ても仲むつまじく、シリウスが婚儀を考えているのでは?と言う噂までたっていた