舞Days~4月。始まりを告げるBomb~
今,私達はSクラスの教室で湖心を中心に作戦会議をしている。
後20分でパ-ティが始まる為,皆かなり真剣だ。
湖心「爆弾を見つけるのに使える“力”を持つのは,苺果だけだね。解除に使える“力”なら,明和,春海,そして…梓姫。」
梓「ゎ…私?;」
湖心「理由は簡単。苺果は“卯”つまり兎。聴力を最大限にすればあるいは見つけられるかも知れない。明和は“酉”,春海は“申”,梓姫は“子”。手先が器用な申と子は使えるし,酉は小柄な二人の移動手段になる。」
苺果「Oui」
明和「御意」
春海「わかりましたわ。」
梓「そっか…」
湖心「で,犯人の捜査には僕と明和,それから“亥”と“戌”…つまり兄さんと五月。」
明和「成る程。湖心と俺の手力と,真心と五月の嗅覚か。」
真心「おっけ-」
五月「が…頑張ります。」
湖心「他の人達はサポートに回って。皆,頑張ろう。」
こうして,私達はパ-ティ会場に向けて歩き出した。