舞Days~4月。始まりを告げるBomb~



なんか思ったよりフレンドリ-…?


と思ったその時,


「五月蝿い。」


窓側の前から2番目の席に座った,凄く可愛い女の…子?が低い声で私達に向かって言った。


「ぁ-ハイハイ。ごめんね-千。」

明らかに馬鹿にした感じで真心さんが答えた。


「ぁ,す…すみません…」

私も謝った。


怖い子だな-;
千(セン)…ちゃん?…って言うんだ-;



気まずい空気を打ち砕く様に,担任の先生が入ってきた。



「皆さん,お早う。本日から高等部だけど…本当はメンバーはほとんどの子がSクラス10年目だから,自己紹介はする必要ないんだけど,涼級さんは今年編入だから,一応やりましょ。さ,席に着いて。」



ぇ…席って…?一列3席の四列のどこに…?


迷ってる内に皆席に着いて,残った席は窓側の一番前…千ちゃんの前だった。
< 3 / 75 >

この作品をシェア

pagetop