せぴあなタメ息
「“ちょっと美人”じゃなくて、

類は、めちゃめちゃ美人だと思うけど」

聞きなれた声。
 
目をあけると友之がいた。
 
人目を引くルックスの、類の幼馴染だ。
 

「それに、あんたのこと笑ってるわけじゃない」

ニッコリと微笑んで、彼、友之は彼女の方に身を乗り出す。

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