せぴあなタメ息
その中央で、

ヴォーカルは全身を使って、

優しく、

大事に、

大事に言葉を生み出した。

曲に乗せられたその音は、

完璧だった。

正しいと許容できる範囲の音、

なんかではなく、

その音の一番正確な部分を、

貫いて発せられている。

そんな感じ。

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