せぴあなタメ息

このヒトは、

それを、当り前のように出している。
 
それも、

ほんの少し甘さをたたえた、

ほとんどクセの無いキレイな声で。
 
類は、

彼の歌の、

ほんのワンフレーズほどを聴いただけで、

彼の作り出す世界に捕らえられてしまった。

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