せぴあなタメ息
言って、

言うだけ言っただけで、

友之は窓に歩み寄ってカーテンを開けた。
 
そして、

ガラス窓に手をかけながら、

思い出したように振り返る。

「一つ、情報をやろう。

彼は…26歳だ」

友之は、

綺麗な顔でニンマリほくそ笑むと、

類の表情をチラリと見て、

満足そうに去って行った。



うそ・・・





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