せぴあなタメ息
ひどい言われようだな。

まあ、その通りなんだけど。

今も結局黙ってる。

でも、これは言葉に困ってるわけじゃなくて、

目の前の彼女が面白いから。
 
だって、

ついさっき自分のことをふった彼のことなど、

どうでもよくなって、

一気に友之に心を奪われたから。

こんなに心の動きが読める瞬間に出くわせるとは

なかなか楽しい。

< 6 / 66 >

この作品をシェア

pagetop