君と生きるという事



虫の声が響き 草がサラサラと風に揺れる



“あの どこかで会った事がないですか?”

君が僕の事を覚えているとは 思ってもなかった


“はい 雨の日にここで…”


“あっ やっぱり”

やっぱり…
って 事は 僕の事ちゃんと覚えてくれていたんだ



“ここ 良い所ですね”

“私 ここが大好きなんです”



僕と君は どのぐらい話しただろう

君との この時間が永遠に続けばイイと思った


< 11 / 60 >

この作品をシェア

pagetop