君と生きるという事



桜の花はまだ蕾で

まだ少し肌寒い日だった





何も申し合わせたワケでもないのに

ふたりの息がぴったりと合うように

ほとんど毎日 同じ時間に この樹の下で会っていた




僕の罪の意識は 日毎に 強くなり
君への気持ちも強くなった


< 17 / 60 >

この作品をシェア

pagetop