君と生きるという事




僕は

あの樹には行かなかった

君がまた誰かと幸せになれるならと

あの樹には行かなかった



夏が終り
秋がきて
冬が終り
また 春がやって来た



僕は 君を忘れなかった


君が誰かのモノでも 構わない


たとえ 君が僕を忘れても 君が僕を嫌いになっても



僕は 君が好きだ



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