君と生きるという事


  トントン


男の子が入って来た

小学1~2年生ぐらいで 右手には今取って来たばかりのタンポポを持っていた


“お兄ちゃん このお姉ちゃんの彼氏?”

“うん まあ”


“やっぱりね”


2度目に君に会った時に言った言葉だ
… 僕は 思い出した



“なんで?”



“なんとなくだよ”


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