君と生きるという事



ようやく 君は退院する事ができた

“どこか静かな所で暮らそう”

“・・・。”

君は何も言わなかったけど 君を手放したくなかった

僕は君を連れ去った





明るい未来ばかりを考えていた僕を
ようやく回復した君を


神様は 嘲笑うかのように
僕達ふたりに 罰をまた 与えたんだ


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