君が弟、アタシが姉






茜は首を横に振る。






「送る。お前みたいな奴が襲われたらどーすんだよ。しかも、誘ったのは俺だし」








「…櫻」







「だから、送る。わぁった?」








「う…うん」







歩き出し、雲行きが変わった。









「…っまん…げつっ…!?」





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