君が弟、アタシが姉





すると、颯はアタシの手に自分の手を絡めて走り出した。







「えぇっ…!?颯!!」







「なにー。急がねぇといけねぇんだろ?」








「そっだけど…。アタシ、恥ずかしいよぉ」








「大丈夫だから。全部俺に任せて?」






「うっ…うん~」








アタシと颯は駅に着き、ホームには茜と宗護くんがいた。




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