君が弟、アタシが姉





「そっ…だけどっ…!」







「ま、早く保健室入ろ」









そう言って颯はアタシの指を自分の口から離す。






「ん…」








こんな場面、見られたら。





それは的中していた。







「椛、手ェ洗って」







「う…うん……」



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