君が弟、アタシが姉






「もっ…もしかしてっ……!」







アタシは急いで靴を脱いでリビングのドアを思いっきり開けた。








「お母さん!お父さん!」








ソファに座っているのは、間違いもなくアタシと颯のお母さんとお父さんだった。







「椛、おかえりなさい」







「椛!おっきくなったなぁ~」



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