君が弟、アタシが姉





颯は携帯をもう1度、ポケットに入れてため息。






「ふー…。……ごめん、椛」








「あ、いいよ!友達…でしょ?」







「ん、ごめんな。心配させて」








颯がアタシの頭を撫でる。





アタシの心の中にあった不安がいっきに飛び去る。







「あ、なんか音楽かけよーよっ!」








「あぁ、そうだな」






「どれがいいかなぁ?あゆ?くぅちゃん?」


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