君が弟、アタシが姉






「…信じるよ」







「だよねっ!アタシも信じてるっ」








アタシはこの時、永遠ってのがあるってずっと信じていた。







人間に、永遠なんてものはないのに、勝手に信じていた。








人間にあるのは、別れと出会いなのに。






永遠、運命。







そんなの綺麗ごとを並べただけの言葉だって…まだわかっていなかった。




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