君が弟、アタシが姉





「颯…なんで……離れていくのっ……」








いつのまにか、颯は消えていた。







アタシはそこに座り込み、泣き崩れた。








「………みじ!」






「ん…?」






眩しい……。






「椛っ!起きろっ!!」






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