君が弟、アタシが姉





アタシはベッドにダイブし、指輪を握り締め、枕に顔を埋めて泣いた。







「ふっ…なんで、はや……ぐす………てぇ……。ずっと…、いっしょ…にいようって………言ったじゃんかぁっ…!!」








指輪を握り締め、次から次へと溢れてくる涙を頬で感じながら独り言のように言う。








泣いて泣いて泣いて……。








その結果、1時間ぐらい泣いていた。








「…目、腫れてる」



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