君が弟、アタシが姉




そう言って颯はどこかへ行った。





「…っ」




アタシは今にも泣きそうだった。






(アタシ、なにかしたかなぁ…)




アタシはその後、屋上へ行き、外の空気を吸いに行った。







ガチャ





ドアを開けると、真っ青な雲ひとつない空が視界に入った。





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