君が弟、アタシが姉





こいつ、マジ性格悪ぃ。





「1人で行って来い」





「え~っ!…わかったよぉ」







時川は俺の部屋から出て行き、隣の椛の部屋をノックした。






「…はい」






椛の声が聞こえる。






それからのアイツ等の会話はあんまり聞こえなかった。







俺はベッドに寝転がり、携帯を見る。








「………もうこんな時間か。アイツ、帰らねぇかな」




< 503 / 572 >

この作品をシェア

pagetop