それは初恋で、




廊下から小野さん達の声がした。


来た!!




よし、




「ぁ、お…」

「アッキーだ、おはよー!」
「よッ、アッキー」
「…はよ」

「!? お…はよう、……おはよう!!」

「おぉ!! 聞こえてるって」




返すどころか、『おはよう』って普通に、普通に声を掛けてくれた。


夢みたい…



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