それは初恋で、




教室に入る直前、私は急に足を止めた。




昨日の二枚の写真は教室に落ちていた…。


封筒の差出人も、このクラスの中にいるの…?




ドンッ




「痛ッ…藤沢?」

「あ、ごめん、叶くん」

「何か、隠してるだろ」

「え、」




!!?




「ちょ、ちょっと叶くん!?」




叶くんは私の手を引いて、教室から離れて行った。


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