それは初恋で、
賑やかな登校。
同じ場所からみんなと学校へ通うなんて、すごく新鮮…
まさかこんな日が来るなんて思いもしなかった。
「英語からだろ~?」
「昨日リサ子が教えてくれたとこ以外わかんねーぞ」
「ナツは単語しか覚えてないもんねぇ」
「うるさい。ユキ、お前も似たよーなもんだろ」
「あんたら2人とも追試覚悟だよ」
「えぇ~!!」
「ぁはは」
昨日…勉強という勉強をあまりした覚えが…ほとんどないけど、大丈夫…かな。
不安だ。